武漢、龍門クレーン解体中に事故 落下部材が車直撃、死傷者

2026/02/1 20:52

2月1日午前、湖北省武漢市で地下鉄工事に伴う龍門クレーンの解体作業中、部材が落下し、走行中の自動車を直撃する事故が起きた。武漢市当局によると、この事故で死傷者が出ており、詳しい状況については現在も関係部門が対応と調査を進めている。

インターネット上に投稿されたドライブレコーダーの映像では、車が通常通り走行していたところ、左側に工事現場が見える区間に差しかかり、進行するにつれて車線が急に狭くなった。その直後、前方を走っていた白い乗用車が通過した瞬間、上空から機械のアームのような大型部材が落下し、白い車を直撃した。後続の黒い車は、事故車両に進路を塞がれ停止している。

別の映像では、白い車の前部が大きく押しつぶされ、激しく損傷している様子が確認できる。

関係者によると、事故現場は武漢市の後湖大道で、後湖四路と後湖五路の間に位置する地下鉄工事区間。工事はすでに最終段階に入っており、当日は最初の龍門クレーンの解体作業が行われていたという。解体作業中に事故が発生したことについて、関係者は「これほど重量があり、サイズも大きい部材を撤去しているにもかかわらず、なぜ直下の道路で交通規制が行われていなかったのか理解できない」と話している。

インターネット上では、作業時の安全管理や交通規制が不十分だったのではないかとの指摘が相次いでいる。

同日午後、武漢市応急管理局は取材に対し、「今回の事故で人的被害が発生している」と明らかにしたうえで、「現在、複数の関係部門が現場対応と原因調査を進めており、詳しい内容については後ほど正式に発表する」としている。

(中国経済新聞)