台湾の女優、徐熙媛さんが東京で火葬され

2025/02/4 19:07

台湾の女優、徐熙媛(バービー・スー)が2月2日午前、インフルエンザに感染し、東京都内の病院で死去した。 台湾メディアによると、3日に火葬され、遺灰は近日中に台湾に送られる予定。

春節初日の1月29日、徐熙媛さんは家族と一緒に台北から東京に出かけ、箱根に向かった。 しかし、台北を出発する前から、咳や喘息などの症状が出て体調が悪く、31日の夜、病状が深刻だったため、救急車で箱根病院に運ばれ、そこで治療を受けた後、ホテルに戻った。2日の1日、再び他の診療所に行ったところ、医師はすぐに大病院に転院して治療を受けるよう勧められた。 家族は車で東京に戻り、1日夜、病状が悪化したため、救急車で東京の総合病院に運ばれ治療を受けたが、2日朝7時頃、病院で48歳の生涯を閉じた。

「大S」の愛称で知られる徐熙媛さんは、1990年代半ば、17歳で妹と共にアイドルデュオ「S.O.S」でデビュー。ふたりとも鋭いユーモアで番組司会者としても人気を博した。2001年に主演した人気漫画「花より男子(だんご)」の台湾版テレビドラマ「流星花園」では数百万人のファンの心をつかみ、一躍有名になった。その後、中国に渡り、北京の事業家・汪小菲と結婚し、一男一女をもうけたが、2021年11月に離婚、2022年に韓国人歌手のク・ジュンヨプと結婚した。

徐熙媛さんの遺体は3日に東京で荼毘に付され、母親の黄春梅、妹の徐熙娣(小S)、夫のク・ジュンヨプが見送った。

母親の黄春梅は4日に台湾に戻ったが、 徐熙媛さんの遺灰については、さまざまな手続きを経て、6日に夫と妹が台湾に持ち帰り、台北で葬儀を執り行う予定だという。

(中国経済新聞)