6月28日、中国中央規律検査委員会および国家監察委員会は、中国東方航空集団有限公司の前党書記兼会長である劉紹勇氏が重大な規律違反および法律違反の疑いで、現在、中央規律検査委員会と国家監察委員会による規律審査および監察調査を受けていると発表した。
公開されている経歴によると、劉紹勇氏は1959年に中国河南省信陽市羅山県霊山鎮で生まれ、1978年に民間航空業界に参入した。彼は中国通用航空公司の副総経理、中国民航山西省管理局の副局長、中国東方航空公司山西分公司の総経理、中国民用航空総局飛行標準司の司長を歴任したw
2000年12月、劉氏は中国東方航空公司の総経理に就任し、2002年10月には中国民用航空総局の副局長に任命された。2004年8月には中国南方航空集団公司の総経理となり、同年11月には中国南方航空股份有限公司の会長に就任した。

2008年12月、劉氏は東方航空集団の総経理および党組副書記に就任し、2009年2月には東方航空股份有限公司の会長、東方航空集団の総経理および党組副書記を兼務した。2016年12月には中国東方航空集団公司の会長および党組書記、東方航空股份有限公司の会長に昇進し、2023年10月までその職務を務めた。
今回の発表は、中国政府が国有企業の高級幹部に対する反腐敗キャンペーンを強化している中で行われた。劉氏の調査結果については、今後の公式発表が注目される。
(中国経済新聞)