ハンドバッグに3680万円を忍ばせ出国しようとした女が摘発 広東省

2024/03/13 20:30

Wechatアカウント「税関発表」は3月11日、3月4日に広東省珠海市の拱北税関が、25万ドル
=中国元で約180万元(約3685万円)を海外に持ち出そうとしていた女を摘発したと発表した。

この女は夏容疑者で、3月4日22時50分ごろ、コートでハンドバッグを隠して検査所の「申告物なし」の通路を足早に通り過ぎようとした際、挙動不審を感じた係員が足を止めさせ、検査をしたところ、ハンドバッグの中に大量のドル紙幣が入ったビニール袋が2つあり、コートのポケットにも現金が入っていた。これらの数を数えた結果、持ち出し限度額を超える25万ドルであった。

税関は、限度額超過分の現金を没収し、夏容疑者に対して罰則を適用した。

中国税関によると、出入国時に中国元20000元(約41万円)または外貨5000ドル(約73.7万円)を超えた現金を携帯する場合は税関申告が必要となり、「申告物あり」の通路を通って手続きをしなくてはならない。また、短期間または当日に複数回往復する場合は上限額が引き下げられる。

(中国経済新聞)