中国が世界一位へ 2023年の新車輸出、491万台

2024/01/11 17:30

中国汽車工業協会は本日(11日)、2023年に中国の自動車生産・販売台数が初めて3000万台を超え、過去最高を記録した。そのうち491万台が輸出され、世界一の自動車輸出国となる見込みだ。

2023年、中国の自動車生産台数は前年比11.6%増の3,016万1,000台、販売台数は前年比12%増の3,009万4,000台となり、そのうち輸出台数は前年比58%増の491万台となった。また、中国は2022年に世界第2位の自動車輸出国となっている。

2023年の時点で、中国は200以上の国と地域へ自動車を輸出しており、2023年の新車輸出台数は491万台となった。

中国汽車工業協会の常務副会長兼秘書長の付炳鋒(フ・ビンフォン)氏は、「中国の自動車輸出台数は、55年の間に1台から100万台に達し、2021年には200万台、2023年には491万台を記録しました。電動化とインテリジェント化への移行において中国の自動車産業は、大きな成果を出し、世界の自動車産業が変化するスピードを加速しました」と述べた。

中国は、1956年に国内初の自動車ブランド「解放」が作られ、自国での自動車製造が開始。2009年に中国の自動車生産・販売台数が初めて1,000万台を突破し、米国を抜いて世界最大の自動車生産・販売国となり、2023年には3000万台を超えた。

(中国経済新聞)