河南省新郷市で、9歳の女児が祖母の身分証を利用し、2か月間で17.8万元(約365万円)を使って着せ替えゲームをしていたことが分かった。
このゲームは、網易(ネットイース)が開発した「エギーパーティー」というアートトイの対戦ゲームで、ファーウェイのスマートフォンであればダウンロードしチャージができるものである。よって、利用する際のお金はファーウェイソフトウェア技術に渡る。
網易(ネットイース)が開発した「エギーパーティー」ゲーム
女児の父親が振り込みをしようとした際、預金額が200元余りしか残っていないことに気づき、銀行に行って取引明細を確認したところ、9月から娘が預金のほぼすべてをゲームにつぎ込んでいることがわかった。支出額は9 月と10月合わせて17万8070.49 元(約365万円)となっており、振り込み額はその都度違う(最高で648元=約13305円))が、入金先はすべてファーウェイソフトウェア技術であった。
親は当初、詐欺に遭ったものと考えていたが、公安当局による調査の結果、娘がほぼ全財産をゲームに使っていたことが分かった。現在、ファーウェイに対し返金を求めているという。
(中国経済新聞)