中国の著名なシンクタンク「中国信息通信研究院」(以下「中国信通院」)は8月11日、2023年6月における国内携帯電話市場の運営と分析に関する報告書を発表した。
まず、国内携帯電話市場の全体状況として、2023年6月の国内携帯電話出荷台数は前年同期比20.9%減の2,214万9000台で、そのうち5G携帯電話の出荷台数は前年同期比24.8%減の1,732万2000台で全体の78.2%を占めた。2023年1月から6月までの国内市場全体の携帯電話出荷台数は前年同期比4.8%減の1億3,000万台で、このうち5G携帯電話の出荷台数は前年同期比6.4%減の1億200万台で全体の78.9%を占めた。
また、6月に発売された新機種は前年同期比35.3%減の22機種となり、そのうち5G携帯電話は前年同期比72.0%減の7機種で全体の31.8%を占めた。
次に、国内携帯電話市場における国内ブランドと海外ブランドの構成比では、2023年6月の国内ブランド出荷台数は前年同期比20.2%減の1,956万2000台で、全体の88.3%を占めた。1~6月における国内ブランドの累計出荷台数は前年同期比8.8%減の1億500万台で全体の81.1%を占めた。
最後に、スマートフォンの販売状況が発表され、6月のスマートフォンの出荷台数は前年同期比24.1%減の2,086万3,000台で全体の94.2%を占めた。1月から6月までのスマートフォンの出荷台数は前年同期比7.0%減の1億2,400万台で全体の96.0%を占めた。
(中国経済新聞)