中国国家統計局は10日、6月の消費者物価指数(CPI)が前年同期比横ばいだったと発表した。
このうち、都市部の物価は前年同期比0.0%、農村部の物価は0.1%下落した。食品価格は2.3%上昇、非食品価格は0.6%の下落、消費財価格は0.5%の下落となった。中国最大のECセールの1つ「618」などの影響により、サービス需要は回復しておりサービスの価格は0.7%の上昇となった。
また消費者物価指数は前月比0.2%下落した。そのうち、都市部の物価は0.2%下落、農村部の物価は0.2%下落。食品価格は0.5%下落、非食品価格は0.1%下落、消費財価格は0.3%下落、サービスの価格は0.·1の上昇となった。食品の中では、天候の影響により生鮮野菜の価格が前月より上昇。一方で、卵、果物、豚肉、水産物の価格は1.2~2.6%下落した。
その他の主要7項目は前年同期比で4項目が上昇、1項目は横ばい、2項目は下落した。このうち、その他用品・サービス、教育・文化・娯楽は2.4%、1.5%の上昇、ヘルスケア、衣料品は1.1%、0.9%の上昇、住宅価格は横ばい、交通・通信、家庭用品・サービスは6.5%、0.5%の下落となった。
(中国経済新聞)