全国各地で記録的猛暑、中央気象台は「高温警報」を出して注意呼びかける 

2023/07/11 08:30

中国では、今月に入り全国各地で記録的な猛暑が続いている。

中国中央気象台によると、7月9日に華北中南部、黄淮、江淮、江漢、江南、華南、華北東部、華南西北部、内モンゴル西部は、河北省南西部、河南省北部、山東省南西部、内モンゴル自治区西部40〜41.9℃を観測した。

また7月10日には、中国東部、北中部黄淮、北中部と東部江南、南部中部四川盆地などで最高気温37 ~ 39℃。北京南東部、河北省南部、河北省北部、浙江省、福建省東部などでは最高気温が40度以上になると見られており、中国中央気象台は高温オレンジ警報を発令し警戒を呼びかけている。

中国では今日から1年のうちで最も暑い時期「三伏天(サン・フ・ティエン)」に入るため、猛暑日がいつまで続くのか心配の声があがっている。

中央気象台は、今後10日間、江南、華南などで35度以上の「高温日」が続き、湖南省、江西省、浙江省、福建省などで38~40度に達すると予想している。

(中国経済新聞)