TCL「戦略発表会&製品体験会」開催、アンバサダーのサッカー日本代表・堂安律選手も登壇

2023/07/6 08:30

中国発・世界屈指の総合家電製品メーカーである株式会社TCLジャパンエレクトロニクスは7月5日、ホテル雅叙園東京で「戦略発表会&製品体験会」を開催。同社アンバサダーのサッカー日本代表・堂安律選手も登壇した。

TCLは、昨年2022年に発表された市場調査機関OMDIA実施の「Global TV sets report 2022」において同社製品の98インチテレビが世界シェア第1位。同時に、テレビブランド全体のランキングにおいても世界第2位を獲得するという快挙を達成している。

登壇したTCLジャパンエレクトロニクス代表取締役社長の張濟鵬(チョウ・サイホウ)氏は、「TCLの成長の理由は、TCLがバーティカル・インダストリーチェーンを持っていることに由来します。当社は世界第2位のパネル工場COSTを持っており、テレビの最も重要な部分であるパネルの生産はもちろん、部品の生産、組み立てまで自社で行なうことができます。また同時にTCLは常にR&D投資と次世代製品開発に注力しており、日本を含む

43のグローバル・テクノロジー・センターを有し、9万1053件の特許を取得。こうした強力な産業と技術力がTCLの急速な発展を支えています」と語った。

日本のテレビ市場が急速に縮小するなか、TCLの市場シェアは急速に伸びている。過去3年間において日本で最も急成長しているテレビブランドとなり、さらに前四半期には

日本市場で第4位のテレビブランド、第1位の輸入テレビブランドとなった。TCLが日本市場で急成長している背景には、シンプルな機能だけだったテレビから2019年にスマートテレビを発表。その後4kチューナー搭載モデル、QLED・MINI LEDテレビ、そして2023年には144HZゲーミングMINI LEDを発表するなど新技術を搭載した製品を次々と世に送り出しているからだ。

そして2023年5月には、世界を舞台に活躍しているサッカー日本代表・堂安律選手を同社のアンバサダーに起用。堂安選手はアンバサダー就任にあたって「TCLのスローガンInspire Greatnessでも表現されているように、挑戦によって、世界を変えていくという志の高いビジョンに共感しました。世界のトップ、誰も成し遂げていないことを目指し日々挑戦を続け、その挑戦、サッカーを通して感動を与えることを目指す自分自身と重なる部分もあり、業界のリーディングカンパニーであるTCLとパートナーシップ契約を結ぶことができたことを大変嬉しく、光栄に思います」と語っている。

今回行なわれた「戦略発表会&製品体験会」では、堂安選手がTCL製品のクイズに挑戦したり、CM撮影秘話が語られるなど終始和やかなムードだった。

(中国経済新聞)