第28回上海テレビフェスティバル「白玉蘭賞」のノミネート作品発表

2023/05/27 12:30

第28回上海テレビフェスティバル「白玉蘭賞」のノミネート作品が26日に発表された。

「白玉蘭賞」は、中国3大テレビアワードの1つで、今年は、撮影に126日間を要した中国のSFドラマ「三体」、地方出身のショートトラック女子選手が北京五輪に出るまでを描いた『超越』、2020年に突然発生した新型コロナウイルスにより未曾有の試練に立ち向かう受験生を描いた『大考』、犯罪と警察内部の闇を描いた『狂飆』、幼くして母を亡くした喬家の5人兄弟を描いた『喬家的兒女』など22作品がノミネートされた。

第28回上海テレビフェスティバルは、6月19日~23日まで開催され、5大陸49の国と地域から981本の応募作品が集まった。そのうち中国のドラマが167本、海外のドラマが158本、アニメが175本、ドキュメンタリーが342本、バラエティー番組が139本で、選考の結果、最終的に22作品がノミネートされた。

今年の春節期間に大ヒットした『狂飆』で、警察官のアン・シン(安欣)を演じたチャン・イー(張譯)は、白玉蘭賞の最優秀男優賞にノミネートされている。

また、上海の作品『中国奇譚』がアニメ部門でノミネートされた。本作は、中国の伝統文化を1話完結型の8話から描いており、幅広いテーマで中国文化の魅力を伝えている。

(中国経済新聞)