春節の大作映画「流転の地球2」(The Wandering Earth)の主役を演じたことで主演興行収入が総額300億元(約5737億円)を突破した呉京(ウー・ジン)は、1月26日のロードショーで、「非常に後ろめたい。あれだけ多くの舞台裏(のスタッフ)を1人で代表してしまうようなものだ。どうか300億元(約5737億円)の件には触れないでいただきたい」と訴えた。
灯塔専業版の最新データによると、「流転の地球2」は1月27日の深夜の時点で、レビューサイト「豆瓣」で8.2点の高得点を挙げ、売上高もトップをひた走り19.95億元(約381.5億円)に達した。ウー・ジン自身の収入は合計308.33億元(約5896億円)に達し、中国本土の俳優として初めて300億元を突破した。
ウー・ジンはこの300億元(約5737億円)のほか、映画監督として合計77億元(約1472億円)以上を獲得しており、監督収入ランキングでも10位に入っている。俳優の収入でウー・ジンに次ぐ存在は、春節映画「満江紅」(Full River Red)で主役を演じた瀋騰(シェン・タン)であり、今回のヒットで276億元(約5278億円)を超え、200億元(約3824億円)台の中でトップである。
(中国経済新聞)