7月15日、ファーウェイの決済システム「ファーウェイペイ」の利用者が急増し、1億人を超えたと伝えられた。
ファーウェイでクラウド決済事業部門のトップである馬伝勇氏はメディアを前に、ファーウェイペイはWechatペイやアリペイとは競争しないと述べた。スマートウオッチや車載器など新たな決済の場面を開拓するためのもので、今後は鴻蒙OSをベースに様々な利用場面を探っていくという。
ファーウェイが決済業務を始めたのは最近のことではない。ファーウェイペイをスタートさせたのは2021年9月であるが、アプリでの決済の供用は2011年12月である。
ファーウェイは、2021年3月に訊聯智付の株式を100%買収してモバイル決済の免許を取得し、音楽、動画、ウオレット、マンゴーTVなど様々なアプリをカバーしている。公式データによると、ファーウェイペイの利用はかなりの数にのぼり、POS端末は1600万台以上備わり、Appでの決済を行えるのは200社以上あるという。
(中国経済新聞)