中国の貿易が引き続き力強い伸びを見せている。中国税関総署が9月8日に発表した貿易統計によると、今年1~8月の貨物の輸出入総額は34兆7800億元(約695兆6000億円)となり、前年同期比17.6%増加した。伸び率は1~7月から0.3ポイント拡大した。
内訳を見ると、輸出は20兆1700億元(約403兆4000億円)で前年同期比14.6%増、輸入は14兆6100億元(約292兆2000億円)で22.0%増となった。輸入の伸び率が輸出を大きく上回っている。
8月単月の輸出入総額は4兆6500億元(約93兆円)で、前年同月比19.8%増となった。輸出は18.6%増、輸入は21.7%増と、いずれも2桁の伸びを記録した。
輸出と輸入がともに前年同月を上回る2桁成長となるのは4カ月連続。なかでも輸入は、前年同月比の伸び率が6カ月連続で輸出を上回っている。
1~8月の輸入額は前年同期比22.0%増と、輸出の14.6%増を大きく上回った。中国の貿易拡大は輸出だけでなく、輸入にも広がっていることがうかがえる。
中国の貿易は今年に入って高い伸びを維持しており、1~8月の輸出入総額は日本円換算で約696兆円に達した。8月単月でも約93兆円の規模となっている。
今後、中国国内の需要や生産活動の動向に加え、世界経済や国際貿易環境の変化が、中国の輸出入にどのような影響を与えるかが注目される。
(中国経済新聞)
