中国・上海のShanghai Culture Squareでこのほど開催されたミュージカル発展フォーラムで、米国、英国、ドイツ、韓国、中国の業界関係者が、世界のミュージカル市場の現状と将来像について議論した。文化的背景や市場成熟度は異なるものの、各国の登壇者はいずれも、ミュージカルが文化消費における重要な選択肢として存在感を高めているとの認識を示した。
一方で、世界経済の変動を背景に、制作コスト上昇や観客の消費行動変化といった課題も浮上している。そうした中、中国市場は世界でも成長速度の速い市場の一つとして注目されている。
海外ミュージカル業界関係者によると、映画『Kung Fu Panda(Kung Fu Panda)』三部作の世界興行収入が約15億ドルであるのに対し、『The Phantom of the Opera(オペラ座の怪人)』『Cats』『Mamma Mia!』などの名作ミュージカルは、長期公演や世界各地でのライセンス展開を通じ、累計60億ドル規模の収益を上げているという。
