中国のパンダ「平平」と「福双」がアメリカへ

2026/04/25 17:56

中国野生動物保護協会は、去年にアメリカのアトランタ動物園と締結したパンダ保護に関する国際協力や研究の協定に基づき、成都のパンダ繁殖研究基地のパンダ「平平」(ピンピン=オス)と「福双」(フーシュアン=メス)の2頭を10年間にわたりアメリカへ貸与すると発表した。両国間で20年以上続いている「パンダ人気」がさらに継続することになる。

パンダ「平平」

アメリカでは、これら2頭が健やかに暮らせるように飼育施設の改良など準備が進んでおり、新たに迎えるパンダのためにより快適で安全な生活環境を整えている。また中国の専門家が改良工事に際し、設備や飼育方法、食物の安全確保、健康管理といった面で技術指導を行っている。

パンダ「福双」

パンダは米中両国間のこれまでの協定により、「洋洋」(ヤンヤン)と「倫倫」(ルンルン)が1999年からアトランタ動物園で飼育され、出産5回で計7頭が生まれるなど、中国から欧米に渡ったパンダの中では繁殖面で最もいい結果を残した。両国は協定により行動訓練や予防獣医学、保護教育など様々な取り組みを展開し、学術交流も活発化しかなりの成果を挙げ、個体の保護や研究技術の向上や保護事業の発展、促進へかなりの役割を果たした。国民同士の理解や友好の拡大に大きく貢献している。

今回の新たな貸与では、重い病気の予防や疾病コントロール、技術交流やパンダの野外保護、パンダ国立公園の整備といった面で米中両国の協力によりさらなる成果をもたらし、世界の生物多様性の保護や国民同士の友好増進へ新たに貢献することになろう。

(中国経済新聞)