2024年トヨタの中国販売、7%減少

2025/01/31 18:30

1月30日、トヨタ自動車は、2024年の生産・販売報告を発表し、2024年トヨタの世界総販売台数は1082.1万台で、前年比3.7%減にもかかわらず、ドイツのフォルクスワーゲンを超えて、世界初の5年連続を上回る。

フォルクスワーゲンの2024年の販売台数は902万7000台で、トヨタと比べると大きな開きがある。 トヨタには、トヨタ、レクサス、ダイハツ、日野の4つの主力ブランドがある。 なかでも中核ブランドのトヨタとレクサスの2024年の販売台数は、前年比1.4%減の1015万9000台。

2024年、トヨタの日本国内市場での販売台数は前年比19.7%減の185万台と急減する一方、海外市場での販売台数は前年比0.5%増の897万1,000台となる。

その他の世界市場では、トヨタの業績は全体的に安定していた。 米国におけるトヨタブランドおよびレクサスの販売台数は前年同期比4.3%増の273万台、欧州における販売台数は前年同期比3.6%増の116万6,000台となった。 中東、中南米、オセアニアでの販売台数は、それぞれ前年比3.2%増の58万7000台、1.8%増の48万8000台、7.4%増の29万8000台であった。

しかし、トヨタの2024年中国販売台数は6.9%減の177.6万台にとどまった。

トヨタの中国販売台数は2021年に194万4000台と最高を記録し、2022年と2023年は194万台と190万8000台と安定した販売規模を維持したが、2024年は180万台を下回った。

トヨタによると、中国政府が2024年に自動車下取りに対する消費者補助金を導入したことで、2024年後半の自動車市場の業績は力強く押し上げられたが、トヨタは中国市場の電動化移行と熾烈な価格競争の影響を受け、販売台数は前年比で減少した。

シャオミSU7の累計出荷台数が15万台を超えた

シャオミグループ広報部の王化部長はWeiboに、シャオミの創業者で会長兼CEOの雷軍(レイ・ジュン)が、シャオミSU7の累計納車台数が15万台を超えたことを確認したと投稿した。

これまでの報道によると、シャオミの2024年の納車台数は13万5000台を超え、2025年の納車台数目標は30万台となっている。

2024年12月の中国EV車販売ランキングでは、シャオミSU7の販売台数は2万5815台で5位、テスラ・モデル3の販売台数は2万1046台で6位だった。 トップ3はBYD「海鷗」、五菱宏光「MINIEV」、五菱「繽果」だった。

(中国経済新聞)