中国教育部留学サービスセンター(原語:中国教育部留学服务中心)が発表した「2022年中国留学帰国就業青書」によると、1978年以来、延べ625万6800人が留学を経験。そのうち、500万人近くが学業を終えて中国へ帰国している。
中国最大のリクルーティングサイト「猎聘」の研究院が発表した「2023年中国留学人材発展傾向報告書」は、海外で教育を受け現在は中国で生活している人の雇用状況、キャリア選択、現状への満足度を分析している。
猎聘のビッグデータによると、2023年第1~3四半期における海外留学帰国者の年齢分布において、21~35歳の割合は78.10%であり、そのうち26~30歳が46.43%と第1位を占めている。また、海外留学帰国者の学歴構成を見ると、修士号取得者が76.04%と最も多く、次いで学士号取得者が18.67%、博士号取得者は少なく4.59%であった。
業種別では、2023年第1~3四半期における上位3業種は金融で17.67%、IT・インターネット・ゲームで16.95%、研究・技術・ビジネスサービスで14.62%。都市別では、上海、北京、深圳、広州が全体の49.98%を占めた。
(中国経済新聞)