杭州では焼小籠包店の家賃が急騰し、ネット上で話題となっている。元々、一年間の家賃は40万元(約823万円)だったのが、今は120万元(約2471万円)にまで急騰、商品の価格も値上がりしている。
例えば、以前は十数元(約200円)だった麻辣燙(マーラータン)が40~50元(約1,000円)と数倍になり、手頃な価格だった老郷鶏(ラオシャンジー)も100元(約2,000円)以上するようになった。こうした値上げにより、多くの消費者が毎日食べていた物が食べられないという状況が発生している。
この状況に対しネットには「ファストフードの値上がりは庶民の生活に大きな影響を与えている」、「物価の高騰に不満を抱き、家賃の値上がりに無力感を感じている」、「関係部門が家賃の値上げを抑制する政策を導入することを期待している」など様々な意見が寄せられている。
中国の労働者階級は無力感に苛まれている。このインフレの時代、彼らの賃金は上がらず、穏やかなインフレを待ち、ゆっくりと賃金が上がるのを期待するしかない。
(中国経済新聞)