中国国家鉄路集団有限公司によると、7月1日から8月31日までの旅客輸送人員は延べ8億3000万人で夏季シーズンでは過去最高を記録。貨物輸送量は、6億4000万トンに達した。
鉄道部門の関係者は、「旅客と貨物の輸送を調整し、列車のダイヤを慎重に策定。設備投資を増やし、サービスの質と輸送効率を向上させ、旅客と物流サービスのニーズを満たし、国民経済の持続的な回復のための強力なサポートを提供できるよう尽力した」と述べた。
旅客輸送の面では、旅客定員が大幅に増加し、より多くの人のニーズを満たせるようになった。旅客列車の本数や車両を増やし、輸送能力を最大化。特に北京-天津-河北、長江デルタ、成都-重慶などの人気エリアと西安、杭州、黄山などの主要観光都市間の輸送能力を向上させ、夏の旅行需要を満たすよう努力した。
貨物輸送の面では、電力と石炭の供給を確保するため、大同から秦皇島、唐山から包頭、瓦塘から日照、浩勒報告から吉安、蘭州からウルムチまでの主要な石炭輸送路と交通量の多い幹線を有効活用している。また、全国371カ所の鉄道直通発電所の石炭量は前年比16.5％増の7,400万トン、日数は35.4日となっている。
（中国経済新聞）