灯塔専業版のリアルタイムデータによると、6月30日21時現在、2023年上半期の中国全国興行収入は262億5800万元(約5217億円)で、2022年上半期比52.8%増となり、映画『満江紅』、『流浪地球2』、『消失的她』が上半期興行収入トップ3を占めた。
これは、2022年の興行収入299億元(約5941億円)にほぼ匹敵し、2020年の興行収入203億元(約4034億円)を上回る。
2021年の興行収入は470億元(約9339億円)だったが、2023年もこの数字を上回る見込みとなったが、新型コロナウイルス流行前の2019年通年の64.1億元(約1兆2700億円)には、まだ届いていない。
今年の春節シーズンは『満江紅』が26.4億元(約525億円)、『流浪地球2』が21.9億元(約435億円)の興行収入を記録。同シーズンの興行収入全体の約6割を占めた。
2023年のメーデー枠(4月29日~5月3日)は興収15.2億(約302億円)、累計動員3765万人、累計興収229.8万本で、興行収入15億2700万元(約303億円)だった2019年についで中国歴代第3位の興行成績となった。
今年の端午節(6月22日~6月24日)は、観客動員数が2212万2,000人、上映回数は128万2000回となった。また興行収入は2019年を上回り、8億9400万元(約178億円)で、2018年の9億1200万元(約181億円)に次ぐ中国映画史上2番目を記録した。
(中国経済新聞)