米金融大手のシティバンク、中国本土での個人向け銀行事業を順次終了すると発表

2022/12/16 21:00

12月15日、米金融大手のシティバンクは、中国本土での個人向け銀行事業を順次終了することを発表した。これは、同社が以前発表したグローバル・個人向け銀行事業の戦略的変革に続くもので、 2021年4月には、アジア、欧州、中東、アフリカ、メキシコなど合計14の市場において個人向け銀行事業を終了すると発表しており、この中には、中国本土の市場も含まれている。

シティバンクは、「今回の事業再編において法人・機関投資家向け業務は含まれず、今後も中国本土における法人・機関投資家向け業務を展開していく」としている。

中国本土におけるシティバンクの個人向け銀行事業の商品及びサービスには、個人預金、個人保険、個人住宅ローン、個人投資、個人ローン、個人銀行カードが含まれている。また、この事業再編には、約1,200人の従業員が関係しており、社内で他の仕事を探すことを希望する従業員に対しては、現在の勤務先または世界規模で仕事の機会を提供する。

シティグループの最高経営責任者のティティ・コール(Titi Cole)氏によると、「過去数ヶ月の間、我々はいくつかある選択肢を慎重に検討し、最終的に中国本土におけるシティバンクの個人向け銀行事業を段階的に縮小することを決定した。また、顧客、ビジネスパートナー、従業員のためスムーズに業務縮小を行う」 としている。

シティバンク中国の頭取である林鈺華(Lin Yuhua)氏 によると「シティバンクは1902年に中国へ進出し、現地市場とその顧客へのサービスを開始した。私たちは、中国の企業や機関投資家へのサービスなど法人向け事業の成長に、引き続きしっかりと取り組んでいく」と述べている。

(中国経済新聞)