9月13日、アリババの子会社である阿里資産が携帯番号「15666666666」をオークションに出品したと報道された。付け値は1366万元(約2.83億円)、保証金は68.8万元(約1427万円)で、上乗せ額は5万元(約100万円)である。オークションは10月10日10時開始予定であるが、9月13日午前11時の段階ですでに10131件のアクセスがあり、209人がアラートを設けている。
阿里資産によると、この番号は「6が多くて一番スムーズだ」という。
オークション情報では、この番号「15666666666」は山東省済南市のもので、キャリアはチャイナユニコム、基本料金やデポジット額はなし、他社への契約変更が可能で、有効期限後は問題なく販売店にてセットプランや番号使用権を売り出せるという。
さらに、この番号にある38万元(約788万円)あまりの通話料チャージ額は成約価格とは別扱いである、との注意も添えられている。
中国の携帯番号は、工業情報化省の規定により「キャリア別に定めた3桁+ 地域別に定めた4桁+個別番号4桁」となっている。偶然に揃ったり、何らかの意味を持ったりする番号は「靚号」(良番)と言われる。
アリババでは以前に、「15077777777」の番号がオークションに出され、391万元(約800万円)で落札されている。
(中国経済新聞)