中国の不動産大手「緑地」は、上半期の営業収入が前年同期を 27.64%下回り、主な決算項目を見ても好調だった去年から軒並み数字を落としている。
8月3日夜に発表された緑地の業績速報を見ると、上半期の営業収入は前年同期比27.64%減の2047.36億元で、利益は同じく48.97%減の42.02億元であった。1株当たりの利益は0.30元であった。
事業内容別に見ると、不動産業については販売の削減や、生産、引き渡しなどの主な業務で的確な取り組みを立て続けに講じた。販売や資金の回収を急いだことで、販売金額は681億元で回収額777億元、引き渡し物件の合計面積は934万平方メートルで振込額755億元であり、ほぼ目標を達成した。また大型の建設案件も予定通りに完成している。
緑地は4月7日から株価が下がり始め、4か月弱で48%値下がりしている。
(中国経済新聞)