小鵬、理想、蔚来の新エネルギー車販売台数が7月に2割減

2022/08/2 14:00

中国の自動車市場は、政府の奨励策に後押しされ、6月には好調な販売を記録したが、7月に入ると低調となり、販売台数は減少した。

統計によると、7月の新エネルギー車3社、小鵬汽車、理想汽車、上海蔚来汽車の納車台数はそれぞれ11,524台、10,422台、10,052台で、前年同月比43%、21.3%、26.7%の増加だったが、6月に比べるといずれも20~25%減少している。

この3社は中国における新エネルギー車の第1世代で、中国における新エネルギー車の第2世代に追い越され始めていることが、販売減少の主な原因だ。

7月の販売台数は、哪吒汽車(Neta)が前年同月比134%増の14,037台、零跑汽車(Leap Motor)が同月比177%増の12,044台、東風小康汽車(DFSK)が同月比317%増の13,291台、うち賽力斯汽車(SERES)が同月比8874%増の7807台となった。また、上記の自動車各社はいずれも6月の販売台数を上回り、単月の販売台数としては過去最高を記録した。

全国乗用車市場情報連合会(乗連会)によると、7月の乗用車小売販売台数は177万台で、前年同月比18%増だが、6月より8.9%減となる見込みだ。また、新エネルギー車は45万台で、前年同月比103%増、6月より15%減と予想される。

(中国経済新聞)