EVメーカーのアバター、ファーウェイと共同で4車種を開発

2022/06/26 08:00

中国自動車メーカーのアバター・テクノロジー(阿維塔科技有限公司)とファーウェイは6月25日、プラットフォームCHNにより電気自動車(EV)を共同で製造することで合意した。2025年までに、高級タイプのEVを4車種発表する予定という。

ファーウェイでEVソリューションBU市場・販売サービス部の総裁を務める遅林春氏は、「『HI(Huawei Inside)モデル』での提携による初めての車種『アバター11』は、ファーウェイの走行システム、シート、コネクティッド、モーター,クラウドサービスなどを搭載したもので、ファーウェイのトータルソリューションを実行する車種である」と述べている。

アバターの社長兼CEOの譚本宏氏によると、「アバター11」は今年8月8日に発売開始し、年内に納車を果たすという。

アバターは、2021年5月に長安汽車の社内コード「AB」という高級新エネ車グループより発足した会社で、長安、ファーウェイ、CATLの3社が共同開発したプラットフォームCHNを備えている。

(中国経済新聞)