EV「蔚来」が3階から転落、ドライバー2人死亡

2022/06/24 16:30

上海市安亭鎮で6月22日17時22分ごろ、中国電気自動車(EV)メーカー「蔚来汽車」のテスト車両が建物の3階から転落し、ドライバー2人が死亡した。

事故現場の画像がネットに掲載され、かなりの注目が寄せられている。中国の新興EVメーカーである蔚来は、かねてからアメリカのテスラを追う極めて有力な存在であると見られていたほか、コロナ禍の中国で自動車の販売を後押しするためEVの購入を促す様々なプランが打ち出されている中、その購入対象の筆頭格ともなっていた。

蔚来は二代目のブランドを開発済みで年内にデビューする予定、との情報も流れていて、22日に転落したのがその新ブランドではないかと見られている。

その二代目について、ネットの間では、「自動運転についてはL3に達している模様であるが、今回の事故により、安全性に問題があるのではないか」とのコメントが出ている。 

この事故について蔚来は23日夜に発表したコメントは、「6月22日17時20分ごろ、上海の創新港で、テスト用の車両が駐車場の3階から転落し、デジタルシートのテスト関係者2人が死亡した。1人は自社の社員、もう1人はパートナー会社の社員である。今回の事故は大変痛ましく、亡くなった社員およびパートナー会社の社員を心より見舞う。会社はすでに、家族への対応を行うグループを設けている。事故発生後、直ちに公安当局に協力して事故原因の調査や分析を始めている。現場の状況から、今回の件は予想外の事故であって、車両自体とは関係がないことがほぼ確認された」といった内容である。

これに対してネットでは、「警察が結論を出していないのに車両とは無関係、などと言うのは少し早すぎないか」とのコメントが出ている。

(中国経済新聞)