中国系ネット証券大手、日本監督当局から行政処分

2026/06/10 10:30

中国系オンライン証券大手の富途控股(FUTU Holdings)が、日本と中国の両市場で同時に規制当局から厳しい視線を向けられている。

中国では、中国証券監督管理委員会(証監会)が5月、富途証券に対し「中国国内における違法な証券業務」を理由に行政処分を事前告知し、約18億5000万元という巨額の罰金を科す方針を明らかにした。一方、日本では、富途控股傘下のmoomoo証券株式会社が、日本証券取引等監視委員会(SESC)から行政処分を求める勧告を受けた。

中国と日本という異なる法制度の下で、ほぼ同じ時期に監督当局から問題を指摘されたことは、富途グループの経営体制やコンプライアンス体制に対する大きな警鐘となっている。

SESCが6月5日に公表した検査結果によると、moomoo証券には大きく4つの問題があった。

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