1月18日、中国・内モンゴル自治区包頭市にある包鋼股份(包頭鋼鉄)第一板材工場で発生した爆発事故について、包頭市応急管理局は同日午後5時30分時点の最新情報を公表した。
発表によると、事故は同日午後3時ごろに発生し、これまでに2人の死亡が確認されたほか、5人の行方が分かっていない。また、負傷者66人が病院に搬送され、このうち3人が重体となっている。
内モンゴル自治区党委員会および自治区政府は本事故を極めて重大なものと位置づけ、直ちに救助部隊を現場に派遣。現在も行方不明者の捜索と救助活動が続けられており、事故原因については専門機関による詳細な調査が進められている。

爆発直後、現場周辺では激しい爆音が響き渡り、大量の黒煙が立ち上った。周辺地域では明確な揺れが感じられたといい、目撃者からは「爆発の規模は非常に大きく、キノコ雲のような煙柱が数百メートルの高さに達した」との証言も寄せられている。
初動対応では、消防、警察、医療機関など複数の関係機関が迅速に動員され、専門の救助隊と重機が投入されて負傷者の救出にあたった。一時は5人の負傷者が救出されたとの情報もあったが、その後の捜索により、死亡者および行方不明者が確認された。一部報道では、包頭鋼鉄病院が40人以上の負傷者を受け入れたとされているが、公式発表では病院搬送者数は66人が最新の数字となっている。
包頭鋼鉄は中国西部を代表する大手鉄鋼メーカーで、世界最大級のレアアース(希土類)生産拠点としても知られる。今回事故が発生した第一板材工場は鋼板生産を担う中核施設であり、今後の生産活動への影響が懸念されている。
(中国経済新聞)
