中国では、「アモイ航空の便がモバイルバッテリー発火のため遅延発生」との話題がネットで拡散している。
これに対してアモイ航空は8月29日午後、「8月28日、大連発南京行きのMF8086便が搭乗の段階で、乗客が持っていたモバイルバッテリーが突如発煙した。乗組員が直ちに処置にあたり、30秒以内で現場の安全を確保した」とのコメントを発表している。

アモイ航空によると、機体への損傷などはなく、その後の運航に支障はなかったという。改めて旅客の搭乗を手配し、この日の午前10:17に離陸し11:41に南京に到着した。
アモイ航空は乗客に対し、「モバイルバッテリーを機内に持ち込む際は搭乗前に『3C認証』などをチェックした上、本体が加熱しないように使用しないこと」との注意を発している。

この前にSNSで、アモイ航空のMF8086便が離陸前に客室内でモバイルバッテリーが発火して煙の臭いが漂った、との情報が拡散していた。
航空情報アプリの「航旅縦横」によると、この便は8時5分に大連の周水子空港を離陸予定であったが、2時間あまり遅れて10時16分ごろに離陸し、11時41分に南京に禄口空港に到着している。
北京の各大学は今年6月中旬、「他社品に比べて破裂事故を起こしやすい」との理由でロモス製の充電器の使用禁止を命じている。ロモスはこれに対し、2023年6月5日~2024年7月31日に製造された3種類の充電器合わせて49万台あまりをリコールすると発表しており、現在は製造は中止している。

中国航空当局は6月26日、「安全な運航を確保するため、6月28日より、3Cラベルがないものや表示が不鮮明なもの、およびリコール対象の型番やロット番号のモバイルバッテリーは機内持ち込みを禁止する」と発表している。

さらに航空当局は航空会社や代理店に対し、「モバイルバッテリーについて、発火の危険性を周知徹底させ、乗客に対して安全リスクや規制策をPRし、不合格品を機内に持ち込まないように促すこと」との通達を発している。また空港の手荷物チェックの際に、不合格品を持ち込ませないように十分に検査することとの指示を発している。
(中国経済新聞)