中国の複数の航空会社は12月5日、日中路線の利用客に向けた特別対応を拡充すると発表した。中国国際航空、中国東方航空、中国南方航空など大手航空会社は、日本を発着または経由する便の航空券について、2026年3月28日(含む)までの搭乗分を対象に、無料での変更・払い戻しを受け付けると明らかにした。
これらの航空会社は、「影響を受ける旅客がより柔軟に旅程を調整できるようにするため」と説明している。
今回の措置は、今年11月15日から既に実施されている特別対応の延長にあたる。各社は11月15日以降、2025年11月15日(含む)から12月31日までの日本路線の対象航空券を無料で変更・払い戻し可能とする特別処置を次々に発表していた。
延長後は、日本行き・日本発、もしくは日本経由のフライトを利用する旅客で、所定の条件を満たす場合、来年3月28日まで柔軟な対応を受けられることになる。
航空各社は引き続き、最新の運航情報や特別対応の詳細を公式サイトや通知で確認するよう呼びかけている。
(中国経済新聞)
