国民的アニメIP「非人哉」の初の劇場版「非人哉:時限プレイヤー」が8月16日に公開決定!10周年特別企画

2025/07/19 13:30

中国で10年前にリリースされ、今や国民的アニメ IPとなっている「非人哉」の初の劇場版「非人哉:時限プレイヤー」が8 月 16 日に公開上映されることになった。

17日に上映の予告とポスターが同時発表され、瞬く間にネット上で話題を呼び、期待が一気に高まった。予告編では、キュウゲツ、ゴウレツ、コウテン、シャオウ、ナタら妖怪メンバーが「非人哉」の10周年を記念して一堂に会したが、謎めいたゲームの世界に迷い込んでしまった。普段は神通力を誇る妖怪たちがたちまち「新米ゲーマー」となり、右往左往する様子に思わず笑いを誘われてしまう。

10年間にわたり多くのファンと共に歩んできた「非人哉」は、中国アニメ界で現象級の成長を遂げた例と言える。2015年8月21日、「昔々、九尾の狐がいた」という一文から始まった漫画がWeiboで発表され、想像力豊かな神話の世界が幕を開ける。2018年にアニメのPART1が配信され、キュウゲツら妖怪たちが紙面からスクリーンへ飛び出した。2022年にはPART2として再びファンたちの心を捉えた。昔ながらの神話に今風の生活を取り入れたこのIPは10年間、気軽でユーモラス、心温まる癒しの物語として、数多くの人たちの「寄り添う仲間」という存在になっている。

「非人哉」は現在、漫画の全閲覧数が300 億回を超え、アニメの再生数は40 億回以上、Weiboでの関連内容の閲覧数は103 億回で、各アプリなどで常にランキング上位に居座るなど、強力なIPネットワークを築き上げている。関連グッズやイベント、特設店、コラボ展示なども続々と登場しており、オンラインから現場、さらにバーチャルから現実へと、生命力たっぷりの「非人哉ワールド」を築き上げている。

今回の劇場版「非人哉:時限プレイヤー」は、小さなスクリーンから大きなスクリーンへのステップアップにとどまらず、新たな冒険であり、懐かしい仲間たちとの再会でもある。監督は王利文、載水の両氏、脚本は載水氏で、オリジナルの声優陣が総出演する。ゲームの世界という新たなシチュエーションで、妖怪が「新米ゲーマー」になるという奇抜なスタイルである。昔ながらの神話にバーチャルな冒険が入り、懐かしさと新鮮なものが相まみえる。

映画「非人哉:時限プレイヤー」は王利文、載水の両氏が監督、載水氏が脚本で、オリジナルの声優陣が出演。中影(広州)映画制作、上海淘票票影視文化、北京彩条屋科技、北京分子互動文化伝播、分子影業(広州)、中国映画産業集団、象山此刻文化伝媒の各社がプロデュースしている。

(中国経済新聞)