中国の総合ニュースサイトSohu は6月9日、スマホメーカーvivoの商品マネージャーである韓伯嘯氏が「去年発売した『X Fold3』は初の半固体電池『藍海電池』の搭載機種で、折り畳み型として初めて-20℃という極寒でも利用できるものだ」と発表したと伝えた。
Vivoは今年、その改良型となる「X Fold5」について同様のテストをしたところ、防塵や防水性能がトップクラスであり、加えて-20°Cの環境に長時間放置してもすべての機能が正常に作動するという強力な「第三耐性」も備えたものだった。
「X Fold5」はまた、初めて次世代型の半固体電池を搭載した機種である。従来の電池をベースに固体電解質を正極から負極にまで拡大して、-30°Cでも藍海電池からの放電が可能となるなど、電池の不凍性が一段と高まっている。
さらに「X Fold5」は、防塵性についても業界トップのIP5Xレベルに達しており、ほこりが多少混入しても問題なく利用できるものになっている。
「X Fold5」はまた防水性も優れており、これまでの標準であった水深1.5メートルを大きく上回る3メートルの水圧にも耐えうる。折り畳み機種としては最高レベルとなる「IPX8」等級である上、熱湯や高圧の水噴射にも十分耐えられる「IPX9」等級にも匹敵する。
「X Fold5」は今月に正式発表される。
(中国経済新聞)