日中両国を結ぶ直行便3路線が運航再開へ

2025/04/9 11:30

夏場の観光シーズン到来を前に、中国と日本を結ぶ直行便3路線が4月末から順次運航を再開する。

まず4月20日、上海航空の福岡-上海浦東線が週7便のデイリー運航として再開予定で、機体はボーイング737型機を使用する。ダイヤは11:10浦東発14:00福岡着、および15:10福岡発16:10浦東着である。上海-福岡間は現在、中国東方航空、中国国際航空、吉祥航空、春秋航空の4社が就航しており、今回これに上海航空が加わって競争も一段と激しくなる。

中国南方航空も先ごろ、2025年6月2日から大阪の関西空港-長沙の直行便を毎週月・木・土曜日の運航で再開すると発表した。この区間は他の航空会社が未就航であり、今回の再開で日中両国間の往来が一段と活発になりそうである。

運航ダイヤは、10:00長沙発14:15関空着、および15:30関空発17:55長沙着となる。

さらに7月3日から、中国東方航空の松山~上海浦東線が2020年以来およそ5年半ぶりに運航再開予定であり、航空券の発売も始まっている。毎週木・日曜日の運航予定で、機体はエアバスA320型機を使用する。

松山空港はこれにより国際線の本数がさらに増えることになる。

(中国経済新聞)