TikTok、創設者の張一鳴氏がシンガポール国籍を取得したという噂を否定

2025/04/2 16:30

中国のネット上で、TikTok創設者である張一鳴(チャン・イーミン)氏が中国国籍を放棄し、シンガポール国籍を取得したとの噂が広まりました。4月2日、TikTokの公式アカウントである「TikTok黒板報」はこの情報を否定し、「張一鳴氏がシンガポール国籍を取得したというのは事実ではない」と発表しました。また、ネットユーザーに対して「噂を信じず、拡散しないように」と呼びかけました。

張一鳴氏は1983年4月に中国福建省龍岩市で生まれ、客家人の出身です。南開大学でソフトウェア工学を学び、後にTikTokの創設者および元CEOとして知られています。また、今日頭条(TouTiao)の創設者および元CEOでもあります。

張一鳴氏はこれまでに数々の栄誉を受けており、改革開放40周年の際には「中国民間企業家100人」に選ばれ、『タイム』誌の「世界で最も影響力のある100人」にも名を連ねました。また、『フォーチュン』誌の「中国40歳以下のビジネスリーダー40人」や「中国で最も影響力のある50人のビジネスリーダー」のリストにも登場しています。

さらに、2025年3月27日には、張一鳴氏の資産が575億ドルに達し、中国の富豪としては首位に立ち、アジア全体でも3位にランクインしました。

現在、中国経済の低迷のなか、民間企業家の海外移住が注目され、このような噂が広がることは敏感な問題となっています。しかし、公式に否定されたことで、ファンや関心を寄せる人々は一安心しています。