福建省漳州市雲霄県にある世界最大の原子力発電基地「華竜1号」で1月1日0時17分、中核集団傘下の中国原子力発電投資ホールディングスの1号機が、168時間にわたるフルパワーでの連続運転を経て商用運転を開始した。「華竜1号」の量産化における大きな一歩となるものである。
2025年1月1日に撮影された建設中の漳州原発1号機(ドローンで撮影)。
漳州原発は漳州中核集団(51%)と国電集団(49%)の出資により建設され、中広核は当初、軽水炉型とする予定であったが、後に原子炉「華竜1号」に変更することになった。
漳州原発は、2019年10月9日に1号機と2号機が中国生態環境省により建設許可が下され、1号機はその1週間後の10月16日に、2号機は2020年9月4日に着工した。
そして2022年9月14日、中国国務院により2期工事として華竜1号機2台の建設が認可され、2024年2月22日に3号機の建設工事が始まっている。
(中国経済新聞)