台北国際映画祭コンペティション主要8部門受賞の話題作『816(BIG)』、10月19日中国本土で一般公開

2024/10/16 13:30

今年の台北国際映画祭コンペティション主要8部門と、この11月に予定されている「金馬奨」の助演女優賞、新人俳優奨、視覚効果賞の3部門にノミネートされた話題作『816(BIG)』がいよいよ10月19日に中国本土で一般公開スタート。

『海角七号 君想う、国境の南』や『セデック・バレ』2部作といった名作で知られる魏徳聖(ウェイ・ダーション)監督の最新作である本作は、小児がん病棟を舞台に、「BIG」と書き換えられた816号室に集う6組の家族の喜怒哀楽を、アニメを交えて描くヒューマンドラマ。

主演は子役の鄭又菲(フェイフェイ・チェン)や歌手としても活躍中の曾沛慈(ツォン・ペイツー)など。名作『海角七号 君想う、国境の南』で主演を務めた范逸臣(ファン・イーチェン)と田中千絵が、816号室に入院している少年の両親役で再共演を果たしたことでも話題です。

本作は今年3月に第19回大阪アジアン映画祭で海外初上映されたあと、4月に第14回北京国際映画祭に出品された。

(中国経済新聞)