映画の国慶節枠、計10作品が競い合い 興収は目下「志願軍:存亡之戦」がトップ

2024/10/3 07:30

中国映画情報サイトの灯塔専業版によると、国慶節枠(10月1日~10月7日)に上映される新作の興行収入が9月30日17時の時点で1.8億元(約6.9億円)を超えた(先行上映分と前売り分)。作品別にみると、1位が「志願軍:存亡之戦」で5400万元(約11.1億円)余り、2位は「749局」で前売り5100万元(約10.4億円)余り、3位は「浴火之路」で同じく3100万元(約6.35億円)余り、4位は「危機航線」で1700万元(約3.48億円)余りとなっている。それ以外はいずれも1000万元以下(約2億円以下)である。

過去の国慶節枠を振り返ってみると、春節を除けば年間で最も人気のある映画シーズンとなっている。

「史上最強」だった2019年は興収44.66億元(約915億円)で、作品別では「愛しの母国」(我和我的祖国)が19.7億元(約404億円)でトップだった。2020年は39.67億元(約813億円)で、主役となったのは「愛しの故郷」(我和我的家郷)で18.7億元(約383億円)を稼いだ。

2021年は43.85億元(約898億円)で、「長津湖」が国慶節枠として過去最高となる30.9億元(約633億円)を売り上げた。

2022年はコロナの影響で14.99億元(約307億円)にとどまったが、2023年は27.36億元(約561億円)にまで回復している。

(中国経済新聞)