中国国家宇宙局は9月24日、嫦娥6号に続く月探査ミッションについて、国際研究ステーション設置への下地として打ち上げを2回行うと発表した。計画では、早ければ2026年に嫦娥7号を、2028年ごろには嫦娥8号を打ち上げるという。国家宇宙局の卞志剛副局長は、「2035年ごろには月研究ステーションの土台を構築する」と述べている。また同局月探査・宇宙工程センターの関鋒副主任は、「嫦娥8号は通信能力を念頭に入れる。月では確実に無線LANやエネルギーが存在し、さらには野菜の栽培ができるか研究が進められており、嫦娥8号もおそらくこうした研究をするだろう」と述べている。
(中国経済新聞)