中国超人気アニメ『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』(Legend of Luoxiaohei)

2024/05/30 13:30

『羅小黒戦記』(Legend of Luoxiaohei)は中国の漫画家である木头(愛称MTJJ)監督、寒木春華 (HMCH)スタジオが制作したアニメ作品で、2011年3月に公開されたWEBアニメが始まったた。公開後、人気が上昇し続けた『羅小黒戦記』は中国アニメを代表する作品に。 WEBアニメシリーズの前日譚にあたる劇場版が制作され、日本国内でも上映直後から高い評価を得て反響が寄せらた。

『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』は、妖精と人間が生きている世界を舞台に、人間たちの自然破壊により森から追われた妖精・シャオヘイが新たな居場所を求めるストーリー。妖精と人間の対立、融合をめぐる、心に響くアクションファンタジー作品である。

シャオヘイは、霊から生まれた黒猫の妖精。森が開発されて多くの妖精たちが居場所を失うなか、放浪中のシャオヘイに手を差し伸べたのは同じく妖精のフーシーだった。シャオヘイはフーシーとその仲間と共に自然豊かな島に住むことに。すると、そこへ「最強の執行人」であるムゲンが現れる。

フーシーたちの不穏な動きを察知してやって来たムゲン。彼はシャオヘイを捕らえ、人と共存する妖精たちが暮らす会館を目指す。ムゲンは人間でありながら、妖精たちの集う館に所属する執行人であり、妖精と人間の共存を願うムゲンと、人を許すことができないフーシーは、相反する関係である。

作画の素晴らしさが話題となる作品で、注目したいのは見応え抜群のアクションシーン。「最強の執行人」として恐れられるほどの実力を持つムゲンの強さも魅力的である。

旅を続けるなかでシャオヘイとムゲンの深まる絆にも心打たれる本作。ムゲンを警戒して何度も逃げようとしていたシャオヘイの心の変化や気づき、そしてシャオヘイが見つけた居場所をぜひ体感してください。

(公式サイトより引用)