「冰雨火~BEING A HERO~」王一博(ワン・イーボー)と陳暁(チェン・シャオ)共演、二人の男たちと麻薬組織の戦いを描くアクション・ノワール

2024/05/15 19:45

複雑に入り組む麻薬組織に挑む警察の熱き戦いを描いたアクション・ノワール『冰雨火~BEING A HERO~』(ひょううか)。

正義感の強い若き麻薬取締官と、父の汚名をそそぐために孤独な戦いを続ける男が、暗躍する麻薬組織との壮絶な戦いに挑む。互いを信じたくても信じられない二人のジレンマと衝突、それが次第に互いを想い、共に戦うようになっていく展開に心揺さぶられる。監督は「破氷行動~ドラッグ・ウォーズ~」の傅東育(フー・ドンユー)。麻薬取引や麻薬密売のアンダーグランドな世界、それに対峙する麻薬取締大隊の緻密で地道な捜査、一斉に現場へと急行する姿など、リアルでスリリングなシーンを迫力の演出とクールな映像美で見せている。

役作りのために減量もしたという陳暁(チェン・シャオ)は、悲しみをたたえた美しい瞳と、傷だらけの華奢な体で強大な麻薬組織と身一つで戦う呉振峰(ウー・ジェンフォン)をワイルドかつセクシーに熱演。

王一博(ワン・イーボー)は真面目だが無鉄砲、清潔感とストイックな魅力溢れる警官の制服姿がまぶしい陳宇(チェン・ユー)を好演。昔なじみだが、警官と麻薬事件に関与する容疑者として再会した二人、そのせつなくじれったいすれ違いと、次第に深まっていく絆には胸キュン必至。

陳暁はこのドラマのために減量。ドラマ内で「殴られる数は最多」と苦笑いする彼だが、より精悍さを増した顔つきと、研ぎ澄まされた演技に、多くの視聴者からハマり役だと絶賛されている。そんな陳暁が「予想以上に才能があった」と目を細めて褒めた王一博は、自己に課す要求が非常に厳しく、出演部分が多いにもかかわらず、どのシーンも準備万端で撮影に臨んだ。自分の演技に納得できない時は、自発的に撮り直しを要求したそうだ。そんな彼も「シャオ兄貴の醸し出す、すべてが男らしい」と共演相手の魅力を語っている。

陳暁(チェン・シャオ)と王一博(ワン・イーボー)のダブル主演で大ヒットした中国ドラマが5月8日(月)23:00より「衛星劇場」にて本放送スタートした。

(中国経済新聞)