快科技によると、中国スマホメーカーのOPPOが4月2日午前10:00に、新機種である衛星通信バージョンのFind X7 Ultraをリリースした。メモリー規格は16GB+1TBで、値段は7499元(約15.7万円)という。
OPPOでFindシリーズを担当する周意保氏によると、このFind X7 Ultraは以下4つの点で「初物」であるという。
・世界初、イヤホンとスピーカーのデュアルでの衛星通話が可能。
・業界初、5.5Gの通信規格に対応。
・業界初、国家テスト基準に合格したAIスマホ。
・アンドロイド初、すべての焦点距離で4K 60fpsドルビーの撮影が可能。
今回の衛星通信バージョンは従来品と比べると、外観デザインや主な仕様はほぼ同じであるが、衛星通信機能が加わっている。
衛星アンテナの矢印調節技術により、イヤホンとハンズフリーの両方で通話が可能になり、角度や方向を変えなくても普通の電話と同じように耳につけたまま話ができる。
衛星通話対応のスマホは通常、電波などの問題から「ハンズフリー」のみが可能である。衛星電波による人体への影響を避けることはできるが、トランシーバーで話すようなぎこちない動作となる。
今回発表されたFind X7 Ultra衛星通信バージョンはまた、5.5G通信に対応しており、発表元情報では「ネットワーク速度は最高で300%アップ、初めて10ギガ台に突入」と称している。
(中国経済新聞)