聯合早報:台湾で選挙が終わり、台湾海峡の情勢がさらに悪化し地域の平和と安定が衝撃を受けることが心配されている。中国と台湾の平和的統一が遠のいていないか。現在の台湾海峡の情勢をどう見ているか。事態のさらなる悪化を避けるために各国はどのような措置を講じるべきか。
王外相:台湾の選挙は中国の地方選挙のひとつにすぎず、その結果は台湾が中国の一部という基本的事実を変えることはできないし、台湾は必ず祖国に復帰するという歴史の大勢を変えることもできない。選挙後、180を超える国や国際機関が「一つの中国」の原則を堅持し、中国の主権や領土の一体性の維持を支持すると改めて表明した。一つの中国という原則がすでに国際社会の共通認識であることが十分に示されている。それでも「台湾独立」を認める者がいるならば、それは中国の主権に対する挑戦だ。台湾との公式関係の維持にこだわるならば、それは中国への内政干渉だ。国際社会が一つの中国という原則を守る「家族写真」が見える日は必ず来ると信じており、それは単に時間の問題である。
「台湾独立」という分裂行為は台湾海峡の平和と安定を破壊する最大の要素だ。台湾海峡の平和を本当に維持したいなら、旗印を鮮明にして独立勢力に反対しなければならない。一つの中国という原則をより固く守るほど、台湾海峡の平和はより保証される。
中国の政策は明白なであり、それは引き続き最大の誠意を持って平和統一の将来を求めることだ。中国のボトムラインも明白であり、それは中国からの台湾の分裂を絶対に許さないことだ。台湾島内で「独立」を図る者は必ず歴史の罰を受ける。国際社会で「独立」を支持する者は、必ず自滅し災難を招く。
台湾海峡両岸の人民は骨と肉のように強く結びつき、民族の根源は切り離せない。すべての中華民族の子孫は民族の大義を持ち、「台湾独立」に反対し、平和統一を支持すべきだ。
(中国経済新聞)