中国、2023年は学校の数が2.02万校減る

2024/03/5 18:30

中国教育省が3月1日に発表した2023年の教育事業に関する状況報告によると、全国の各種学校の数は前年より 2.02万校減って49.83万校、また通学生の数は151.26万人減って2.91億人、専任教員の数は11.42万人増えて1891.78万人であった。

就学前の教育は一段と普及しており、幼稚園などの通園率は91.1%であった。幼稚園の数は全土で27.44万か所あり、うち公立の幼稚園が86.16%にあたる23.64万か所であった。また園児の数は4092.98万人であった。

9年間の義務教育の浸透率は95.7%で、一段と高まっている。普通小学校の数は14.35万校、児童数は1.08億人であった。専任の教員数は前年比2.68万人増の665.63万人であった。中学校は計5.23万校で生徒数は5243.69万人、専任教員は前年比5.79万人増の408.31万人であった。高校は運営条件が一段と整備され、普通高校は1.54万校、高校進学率は前年より0.2ポイント増えて91.8%となっている。

大学も一段と入学者が増えており、入学率は60.2%で「第14次5か年計画」の目標を前倒しで達成した。校数は前年より61校増えて3074校、在学生の数は前年より108.11万人、率にして2.32%増えて4763.19万人であった。

また特殊教育も一段と普及が進み、学校数は前年より31校、率にして1.34%増えて2345校となり、生徒数は91.2万人、専任教員は7.7万人となっている。

(中国経済新聞)