抖音集団の張楠(ジャン・ナン)CEOは2月7日、同集団のCEOを辞任し、今後は剪映の開発に力を注ぐと発表した。剪映はByte Dance傘下の顔萌科技が開発した動画編集ソフトで、主に抖音プラットフォームのユーザー向けで、短いビデオコンテンツの制作に適している。
張楠氏
ByteDancのCEOである梁汝波は、「中国の情報プラットフォーム事業をリードしてきた貢献と躍進を高く評価し、新天地での彼女のさらなる努力に期待している」と述べた。
張南氏の辞任後、同社は新たなCEOを置く予定はなく、グループの事業責任者はそれぞれ、抖音の責任者である韓尚業氏、番茄小説と今日頭条の責任者である張超氏、抖音のEコマース責任者である魏雯雯氏、抖音生活の責任者である浦燕子氏、抖音広告事業の責任者である趙修影氏が務めることが分かっている。 韓尚佑氏は抖音の総裁として関連するすべての主要事業を調整する。
張楠氏は2014年にByteDanceへ入社。2016年にはチームを率いて抖音などの製品を立ち上げた。2020年、張グループのCEOに就任。2021年現在、剪映の月間アクティブユーザーは1億人を突破している。
(中国経済新聞)