中国で絶大な人気を誇る竹内亮監督「劇場版 再会長江」、4月12日から全国順次公開!

2024/02/6 14:30

竹内亮監督の最新作「劇場版 再会長江」が4月12日より東京・角川シネマ有楽町ほかで全国順次公開が決定。それに先立ち、本ビジュアルと予告編が公開された。

©2024『劇場版 再会長江』/ワノユメ

本作は、竹内監督が2021年7月から2年間かけて撮影を行ったドキュメンタリー作品。竹内監督自身が出演し、旅の途中で10年前の友人と再会を果たしながら、10年前にたどり着くことができなかった長江の最初の一滴を求め進んで行く。6300キロにおよぶ旅は、上海から始まり、南京、武漢、重慶、四川、雲南シャングリラ、そしてチベット高原へ。4億人の生活を支える長江が持つ生態系の豊かさ、そこで暮らす人々、文化の多様性、そして10年前と大きく姿を変えた今の中国が私たちの目の前に迫ってくる。

©2024『劇場版 再会長江』/ワノユメ

竹内亮監督は、千葉県出身の44歳。2000年に専門学校東京ビジュアルアーツを卒業し、その後ドキュメンタリー番組を制作する会社に入社、『ガイアの夜明け』、『未来世紀ジパング』、NHK『世界遺産』などのドキュメンタリー制作に携わり、2007年にはテレビ東京『ガイアの夜明け』でディレクターを務めた『あれから10年~山一・拓銀の社員たちは今』で第45回ギャラクシー賞を受賞している。そして2010年『長江 天地大紀行』の撮影を機に、中国で今の日本が知られていないことに驚き、中国向けに日本を伝える映像制作の道へと大きく舵をきり、中国南京市出身の妻・趙萍さんとともに南京へ移住、2014年には映像制作会社「南京和之夢文化伝播有限公司」を設立。これまでに制作した『お久しぶりです、武漢』は、2020年度中国で最も影響力のあるトップ10ドキュメンタリーシリーズにノミネート。『大涼山』は、第27回中国ドキュメンタリー長編映画ベスト10作品に選ばれ、本作は第28回中国ドキュメンタリー長編映画ベスト10と第12回中国ドキュメンタリー・アカデミー賞にノミネートされるなど、中国で高い評価を受けている。

また中国では映画製作の他にも、バラエティー番組への出演、大学での講演など幅広く活躍しており、中国ではSNSのフォロワー数が1000万人を超え、2023年にはウェイボー旅行関連のインフルエンサーランキングで1位に輝いている。

ナレーションは、タレントの小島瑠璃子さんが担当。「劇場版 再会長江」を通して、変わりゆく中国を感じながら6300キロの旅を駆け抜けてほしい。

(中国経済新聞)