中国とタイ、相互ビザ免除に調印 3月1日から

2024/01/28 15:15

中国の国営テレビ中央電視台(CCTV)は1月28日、中国政府とタイ政府の代表が現地時間28日、タイのバンコクで相互ビザ免除に関する協定に調印したと報じた。

協定は3月1日から発効し、双方の一般旅券所持者は、観光、家族訪問、商用、その他の個人的な用件で、30日以内の滞在であれば、相手国へビザなしで入国できるようになる。

タイのセーター・タウィーシン首相兼財務大臣は1月2日、「3月から中国との渡航ビザを永久的に免除する」と発表。中国外務省の汪文斌副報道局長は定例会見で、「中国とタイが人文交流と相互ビザ免除をさらに強化することは、両国民の基本的利益に合致する。現在、双方は具体的な事項について緊密に連絡を取り合っており、早期に実施されることを期待している」と述べていた。

中国政府は1月25日、シンガポール政府と相互ビザ免除に関する協定に調印している。

(中国経済新聞)