中国でSK-IIの売上が激減 処理水放出が原因か 

2024/01/25 20:30

1月24日、世界最大の一般消費財メーカーP&Gは、2023年12月の第2四半期において、高級スキンケアブランドSK-IIの中華圏における売上が、主に福島第一原発処理水の海洋放出の影響により34%減少したと発表した。

日本は昨年8月、福島第一原発処理水の海洋放出を開始。太平洋への放出は、中国を含む日本の近隣諸国からの強い反発を招き、中国では、SK-IIを含む日本国内で製造されている化粧品の使用を拒否する動きが出ている。こうした状況を踏まえ、P&G等メーカーは、消費者の不安を和らげようと、自社製品の安全性をアピールしている。

以前紹介したSK-II公式公開番号では、SK-IIの工場と生産ラインは日本最大の湖である琵琶湖湖畔にあり、同ブランドの製品の唯一の水質源でもあり、他の生産ルートは世界にはない。

P&Gは1837年に設立され、190年近い歴史を持ち、OLAY、SK-II、クレストなどの家庭用ブランドを販売している。

P&Gの2024年度第2四半期の売上高は、前年同期の207億3,300万ドル(約3兆600億円)から3%増の214億4,000万ドル(約3兆1,088億円)となり、ファクトセットの予想214億7,600万ドル(約3兆1,700億円)をわずかに下回った。

(中国経済新聞)