バイドゥの対話型AI「文心一言(アーニー・ボット)」のプロフェッショナル版が有料に

2023/11/2 14:30

中国の検索エンジン百度(バイドゥ)の対話型AI「文心一言(アーニー・ボット)」の一部サービスが、11月1日から有料となった。

今回有料となったのは「文心一言」のプロフェッショナル版で、月額59.9元(約1238円)、長期契約の場合は月額49.9元(約1031円)となる。またベーシック版は、これまで通り無料で使用できる。

現在、文心一言のユーザー数は4500万人。バイドゥは、より専門的なツールを利用したいユーザーのために、最新バージョンである文心大模型4.0のプロフェッショナル版を発表し、多様なニーズに応えている。

プロフェッショナル版は、文心大模型3.5を基礎としたベーシック版と比べ、より高度なモデリング機能と画像生成機能、豊富で実用的なプラグインをサポートし、コードプログラミング、コピーライティング、ペイント、デザインなど専門的な作業を必要とするユーザーに適している。

10月17日にリリースされた文心大模型4.0は、バイドゥが開発したオープンソースの深層学習プラットフォーム「PaddlePaddle」ベースに理解力、生成力、論理力、記憶力の4つのコア能力の向上を実現した。

(中国経済新聞)