広東省広州市に所在する広州巨湾技研は、同市南沙でおよそ40億元(約816.7億円)をかけて建設していた超急速充電池の工場を10月30日に本格稼働させた。
巨湾技研がイベント会場で行った車載電池への超急速充電のデモでは、出力480kwで充電量32%から83%までの所要時間は4分46秒であった。
巨湾技研は、広汽集団が初めて起業した民間の株式混合所有制企業として2020年9月に発足し、2021年9月に自社開発した超急速充電XFC対応の車載電池を発表した。最大充電出力は480kWで、0-80%の充電に要する時間は最速で7.5分間、走行距離は400キロメートル以上増えている。